横綱「照ノ富士」は平幕戦に入って安定。
序盤に大関「豊昇龍」敗れる。
関脇「琴ノ若」は順調。
二子山部屋勢もチェック。
2024年初場所の5日目を回顧する。
横綱「照ノ富士」安定
5日目は北勝富士と対戦。
安定感ある相撲。
立て直しは完了。
中盤を盤石にして後半に進めたい。
6日目は翔猿と対戦する。
大関「豊昇龍」敗れる
大関「豊昇龍」は場所前に腰を悪くした情報があった。
5日目の豪ノ山戦で弱い部分が露呈した。
それまで宇良、若元春に攻め込まれながら、投げ技で凌いできた。
相手が最後の決めの部分で焦って左右に揺さぶってきたところで上手く投げ技を合わせていた。
今回の豪ノ山は、腰を悪くしているので豊昇龍の立ち合いに力が無いことに気づいたようだ。
一気に出て行って、左右に揺さぶることなく、真っすぐに寄り切った。
あれだけ、真っすぐに来られたら、投げ技を合わせることもできない。
5日目の豪ノ山戦の相撲。
他力士には、今場所の対豊昇龍のヒントになったはず。
豊昇龍にしてみると現状の脆さを露呈した形。
中盤は厳しい場所が続くかもしれない。
大関「霧島」は阿炎を相手に持ち直した。
もう負けられない。綱取りには余談を許さない状況が続く。
関脇「琴ノ若」は順調
琴ノ若が順調だ。
5日目は宇良の動きに冷静に対処。
6日目は若元春と対戦。
ここを突破して大関に近づきたいところだ。
注目の二子山部屋の力士達について
狼雅(ろうが) 東十両三枚目 4勝1敗
5日目は大奄美に勝利。
危なげない相撲だった。
6日目は東白龍と対戦。
ここ数場所は分が悪い相手。
注目の一番になりそうだ。
生田目(なばため) 東幕下十二枚目 2勝1敗
5日目に初黒星。
相手は幕下上位の長身力士だった。
突き押し相撲で押し切るにはパワー不足。
今後の課題が見える内容だった。
これから中盤になる。
気持ちを取り直して勝負していきたい。
出沼(でぬま) 西幕下三十六枚目 1勝1敗
5日目は取組なし。6日目に登場。
小滝山(こたきやま) 東幕下四十八枚目 3敗
5日目も黒星。
これで3連敗。
場所前の稽古内容からとても心配していた。
やはり稽古内容どおりの相撲になっている。
今後の課題は見えている。
立ち合いのスピード・瞬発力・細かい脚の動き・相手の動きに合わせた小足・細かい体重移動・体幹など。
取り組むべき課題が多い。
初場所中の修正はできない。
ここから4連勝して幕下に留まったとしても内容はとても悪い。
結果はどうであれ、上位を目指すには課題克服が必要。
結果として、三段目に落ちても構わないかもしれない。
現状では、幕下に居ても番付けを上げることはできないからだ。
残り4番。
現状の力をぶつけて、次回以降の場所に向けて頑張って欲しい。
これからの稽古に備えて怪我だけはしないようにしたい。
体格に恵まれている力士。課題を克服できれば素質が花開く。
延原(のべはら) 東幕下五十枚目 1勝1敗
5日目は取組なし。6日目に登場。
若雅(わかみやび) 西幕下五十五枚目 1勝1敗
5日目は取組なし。6日目に登場。
許田(きょだ) 東三段目四枚目 1勝1敗
5日目は取組なし。6日目に登場。
舞蹴(まいける) 東三段目二十五枚目 1勝1敗
5日目は取組なし。6日目に登場。
相馬(そうま) 西三段目五十枚目 2勝
5日目は取組なし。6日目に登場。
桑江(くわえ) 西序二段八枚目 2勝
5日目は取組なし。6日目に登場。
颯雅(そうが) 西序二段十五枚目 1勝2敗
5日目に初白星。
これで落ち着ける。
体格は序二段にいる力士ではない。
中盤以降、体が動けば三段目に行ける。
恵雅(けいが) 西序二段三十八枚目 2勝
5日目は取組なし。6日目に登場。
月岡(つきおか) 西序二段四十枚目 2勝1敗
5日目に白星。
勝ち星が先行した。
このままの勢いで勝ち越しを決めたい。
厚雅(こうが) 西序ノ口二枚目 2勝1敗
5日目に白星。
勝ち星が先行。
この調子を継続して序二段に戻りたい。
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最後に
近年は相撲人気に陰りが見え、力士の数も減少傾向。
根強い相撲ファンは多く、今後の相撲改革次第では人気復活もあります。
今後も気になることがあったら記事にしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。(・ω・)_ _)ペコリ。