【海外マネー流入】日経平均株価は40,000円を突破する【インフレ突入】【2024年】

経済

日経平均株価の上昇が止まらない。

40,000円の大台が見える位置まで株価は上昇している。

何故、これほどに日経平均株価は上がっているのか。

株価好調の要因を検証する。

そして、今後の日経平均株価を展望したい。

日経平均株価とは

日本の株式市場の株価指数です。

株式市場に上場している企業のうち、取引が活発な225社を選定。

その225社の株価の平均が日経平均株価となります。

日経225とも呼ばれます。

<日本取引所グループのホームページ>

海外マネー流入

日本国内の企業は上々している東京証券取引所がPBR1倍割れの改善を求める施策を出した。

これが大きな要因となって海外マネー流入を加速させている。

PBR(price book-value ratio)は、株価純資産倍率のこと。

企業の資産から見て、株価を判断したレート。

これが1倍を割れているということは、本来の企業価値から見て割安であるということ。

このような状態に陥っている日本企業がとても多い状況を憂慮した東京証券取引所の施策になります。

成長投資、株主還元(自社株買い)など、投資する株主側にとっては大きな利点になる施策でした。

元々、日本経済は長いデフレ期間に陥り、株価は長く低迷をしていました。

海外市場の上昇に比べると、ほとんど成長性が見られない状況だった。

PBR1倍割れの改善策は、海外投資家の目を引き付けました。

そして、今大きく海外マネーが日本市場に流入しています。

日経平均株価は40,000円を突破すると言われています。

バブル期の最高値を超えた今、日本の株式市場は上昇継続していく流れになっています。

インフレ突入

日本経済は長いデフレでした。

日本銀行は物価上昇の対策を打って来ました。

中々、実態経済の好調には繋がらなかったの事実でした。

東京証券取引所のPBR1倍割れ対策の効果などがあり株価は堅調。

日本企業の成長投資への意欲も見えています。

確実に市場はインフレ突入しています。

どれだけの上昇につながるのかは未知数ですが、長いデフレ期間は脱却しました。

NISA導入による日本国内の投資リテラシー向上

日本人は海外の人に比べて現金を保有する割合が高いと言われています。

海外の人の方が投資に積極的。

現金だけ持っていても、資産は増えないからです。

堅実な日本人らしい性格が「投資=損をする可能性もある」で遠ざけてていた面がありました。

そんあ日本人の投資リテラシー向上に繋がったのがNISAと言えます。

NISAは少額投資非課税制度のこと。

日本株式の投資金における売却益と配当への税率を一定の制限の元で非課税とする制度です。

税が優遇されるという話題は投資マインドを高めます。

少額という点も経験値の低い日本人が始める上でも良い。

このNISA導入が日本人の投資機会に大きく貢献しています。

日本人の現金主義が大きく変わるきっかけになりそうです。

最後に

日本経済は長く低迷を続けました。

近年は長いデフレ期間を抜けて、インフレに移行している状況。

これからの日本経済、世界経済、企業業績は注目になります。

今後も気になることがあったら記事にしていきます。

投資の売買を推奨しているわけではありません。

投資は自己責任・自己判断でお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(・ω・)_ _)ペコリ。