【大関陥落】貴景勝の引退は近い?湊川の親方株取得済みか【新部屋創設】

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2024年7月の名古屋場所をカド番でむかえた貴景勝は5勝10敗で大関陥落となった。

場所前から首に問題を抱え満身創痍の状態。

誰もが大関の地位を維持することは難しいと感じていたはず。

当記事の掲載日は2024年8月12日。

当記事を掲載してから1年以内に引退すると思われる。

既に湊川の親方株取得の情報がある。

新部屋創設は既定路線になる。

そして、親方の定年が近い常盤山部屋、大嶽部屋も新部屋創設に絡んできそうだ。

今後の貴景勝引退の動向を考察していく。

大相撲力士「貴景勝」の経歴

貴景勝の経歴を簡単にまとめました。

相撲の名門である埼玉栄高等学校相撲部出身。

2014年、高卒で貴乃花部屋に入門。

2018年、初小結昇進。貴乃花の退職で千賀ノ浦部屋(現:常盤山部屋)に移籍。

2019年、初大関昇進。

2020年、所属部屋の名跡変更「千賀ノ浦⇒常盤山」。

2024年、カド番で負け越した名古屋場所まで約6年間大関の地位を維持。

大関陥落

激しい突き押し相撲を武器に幕内最高優勝4回の実績。

生年月日は1996年8月5日。

当記事の掲載時点で28歳とまだ若い。

しかし、迷いの無い突き押し相撲は体への負担が大きかった。

貴景勝は首に大きな問題を抱えていた。

直近、1年間は休場と出場を繰り返す状態。

大関の地位維持は難しい状態だった。

2024年9月の秋場所は関脇の地位でむかえる貴景勝。

もし、10勝以上の成績を上げれば大関に返り咲けるルールとなっている。

現在の状況で10勝以上をあげることは難しいと思われる。

2024年9月の秋場所は現役を続けるが、秋場所の成績次第で今後が決まると見ていい。

湊川の親方株取得?

湊川の親方株取得の情報が出ている。

湊川は、二所ノ関一門で現役時の「四股名:大徹」が所有していた親方株。

貴景勝が所属する常盤山部屋は二所ノ関一門。

一門内で親方株を取得できた形だ。

親方株とは

大相撲の親方になるためには年寄名跡を取得しなければならない。

年寄名跡は親方株取得とも言われる。

年寄名跡は全部で105個ある。

取得のためには1億円以上の値段が必要と言われる。

例外の一代年寄が存在するが、貴景勝は一代年寄の対象とならないので割愛する。

新部屋創設?

大相撲の新部屋創設するためには条件がある。

<条件>

  • 横綱・大関経験者
  • 三役通算25場所以
  • 幕内通算60場所以上

条件のいずれかを満たしたうえで、師匠や理事会の承認を得る必要がある。

貴景勝は大関経験者であり新部屋創設の条件は満たしている。

2020年に貴景勝は結婚を発表している。

お相手は元大関・北天佑(故人)の次女である元モデルの有希奈さん。

現在、貴景勝は奥さんの実家に住んでいる。

元大関・北天佑は二十山の年寄名跡を取得して二十山部屋を興していた。

そのため、奥さんの実家は相撲部屋となっていて、貴景勝は相撲部屋を新たに作る必要はない状態だ。

新部屋創設にリフォームで済むのは、かなり利点が大きいと思われる。

親方の定年が近い常盤山部屋、大嶽部屋の動向

貴景勝が新部屋創設となった場合、親方の定年が近い常盤山部屋、大嶽部屋の動向が気になる。

何故なら、常盤山部屋、大嶽部屋の親方の定年が近いからだ。

どちらの部屋も親方の定年により約2年以内に部屋閉鎖しなければならない。

個人的な予想をさせてもらうと、常盤山部屋、大嶽部屋の親方・所属力士は

貴景勝が新設した部屋に移籍するのではないかと思われる。

親方・所属力士の全員がというわけではないが、大多数はそうなるのではないだろうか。

ここからは今後の動向予測を年月経過単位でまとめてみた。

<今後の動向予測まとめ>

2024年9月、貴景勝の秋場所出場。10勝以上はなく大関に返り咲けず。

2024年10月、貴景勝引退、湊川襲名。一時的に常盤山部屋の部屋付き親方に。

2025年6月、貴景勝の引退相撲。
      ※例年6月は大相撲の巡業がなく引退相撲が行われやすい時期。

2025年7月、新部屋となる湊川を創設。

2025年9月、大嶽部屋閉鎖。親方・所属力士は湊川部屋に移籍。

2026年2月、常盤山部屋閉鎖。親方・所属力士は湊川部屋に移籍。

2030年9月、大嶽親方が70歳で相撲協会退職。年寄名跡「大嶽」は王鵬が取得。
      ※王鵬はこの時点で29歳。まだまだ現役を続けるなら借株に出される。

2031年2月、常盤山親方が70歳で相撲協会退職。年寄名跡「常盤山」は隆の勝が取得。
      ※隆の勝はこの時点で34歳。隆の勝はまだ現役関取。

親方の定年について

まず、親方の定年について書きたい。

部屋持ちの親方ができるのは65歳まで。

65歳を過ぎると定年で部屋閉鎖となる。

親方は参与として親方株を持った状態で他部屋へ移籍となる。

所属力士も閉鎖となるので部屋を移籍する必要がある。

大嶽部屋閉鎖と親方・所属力士の動向について

大嶽部屋の看板力士は王鵬だ。父親は元関脇の貴闘力。母方の祖父は大横綱の大鵬。

現在、幕内上位で活躍している王鵬は、埼玉栄高等学校相撲部出身。

貴景勝とは先輩・後輩にあたる。

そして、出世の早かった王鵬。

関取の付き人をしたのは1人だけ。

その1人が貴景勝だ。2人には関係性がある。

加えて、貴景勝は四股名のとおり「貴」字をもらっており、貴乃花の弟子だった。

王鵬の父親である元関脇の貴闘力と貴乃花は現役時に同部屋だった。

近しいルーツを持っている2人と言える。

大嶽親方と貴景勝の関係性は見られない。

ただ、参与として大嶽親方が貴景勝の新設部屋に移籍できれば、

王鵬としては、大嶽親方、貴景勝の2人から指導を受けられる形になる。

常盤山部屋閉鎖と親方・所属力士の動向について

常盤山部屋の看板力士は、貴景勝と隆の勝。

貴乃花の弟子だった貴景勝に対して、隆の勝は常盤山親方が一から育てた弟子だ。

常盤山の年寄名跡は、いつかは弟子の隆の勝へと考えているはず。

但し、現時点で隆の勝は体は健康、生年月日は1994年11月14日の29歳。

大相撲力士も食事や健康面に気を付けるようになり、現役寿命が延びている。

30代半ば・後半で幕内力士をしている存在は多くいる。

常盤山部屋の閉鎖までに隆の勝が引退することは考え辛い。

そうなると、どこかの部屋に移籍しなければならない。

貴景勝が新設した部屋に、参与として常盤山親方が移籍できれば、

隆の勝としては、常盤山親方、貴景勝の2人から指導を受けられる形になる。

2024年7月の名古屋場所で優勝決定戦までいった隆の勝。

その際に貴景勝から隆の勝にアドバイスがあった。

貴景勝と隆の勝は互いに関取、極端に仲が良いとは思えないが、

プロとしての関係性はしっかりあると見ていい。

大相撲について

大相撲は、日本相撲協会が主催する相撲興行です。

日本の伝統と歴史がある国技です。

取り組み結果の確認やチケットの購入などは、日本相撲協会公式サイトで確認できます。

<日本相撲協会公式サイト>

大相撲のテレビ中継はNHKで行われます。

NHKのサイトでは相撲の取り組み結果を動画で確認できます。

<大相撲取組動画 速報・結果 | NHKスポーツ>

最後に

近年は相撲人気に陰りが見え、力士の数も減少傾向。

根強い相撲ファンは多く、今後の相撲改革次第では人気復活もあります。

今後も気になることがあったら記事にしていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(・ω・)_ _)ペコリ。